無調主義:アトーナリズム (Atonalism)
20世紀頃に確立された概念。バロック以後発展した音楽は「調性」を持つものとし、 この調性を無くしたものが、無調音楽である。 調性または中心音のない無調音楽は不協和音が多く、不気味さがある。 十二音音楽を創始したシェーンベルクの実験が有名。

愛称:アト(Ato) | 誕生:20世紀初頭
寡黙でいつも不気味なオーラを出してる。意外と攻撃的。

「……。」

渦巻主義:ヴォーティシズム (Vorticism)
渦巻派とも。 キュビスムや未来派の影響を受けて、1913/14年にイギリスに興った、美術(および詩)に関する運動およびそのグループ。 「動き」を重視する点から、未来派の一分派と考えられることが多い一方で、 幾何学的な形態や力強い線の強調(ここに、キュビスム由来のプリミティズムを見ることも可能)から、未来派とは一線を画すとする考え方もある。

愛称:ヴォディ (Vorty) | 誕生:1910年代半ばのイギリス
お喋りが大好きな英国紳士。行動的且つアウトドアで、人と接するのが大好き。ただ話し出すと長すぎるのは玉に瑕。

「渦巻くように漲る生命力…それを表現するのが僕の芸術さ。」

ネオ・プリミティヴィズム
:(Нео-примитивизм))

ロシア独自の民衆的な表現に触発された20世紀初頭のロシア絵画の動向。西欧アヴァンギャルドの動向を強く意識していたロシア芸術の状況下にあって、鮮やかな彩色表現、単純化された形態、即物的な形象などの諸特徴を持つロシア固有の土着的な表現が導入された点において、直後に起こるロシア・アヴァンギャルドの黎明とも深い関わりを持つ。

愛称:リミティ(Римити) | 誕生:1900年代のロシア
見た目は少年だが、中身は結構大人びている。無垢で賢明。

「西欧とは違う母国を、ボクは誇りに思うし、愛したいね。」

ロシア未来主義: ルスキー・フトゥリズム (Русский Футуризм)
英語表記は「Russian Futurism」。 1910年代に興隆したとされるロシア・アヴァンギャルドの潮流。 多くの詩人、作家、画家たちが新しい芸術を志向するという意味で名乗った名称。 「言葉そのもの」を掲げて文字の形象や音といった物質性に注目した。 ロシア未来主義のクルチョーヌィフは、意味を超えた言葉「ザーウミ」によるナンセンス詩を制作。 (イタリア)未来主義や、キュビズムに多くの影響を受けている。

愛称:トゥリ (Тури/Turi) | 誕生:1910年代のロシア
チュリ(イタリアの未来主義)とは違うと豪語する。口下手で口数は少ない。 ちょっと気難しい。

「望まぬ未来なら、戻ればいい。それが、オレ達が望むべき未来だ。」


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