Персонажы <登場人物>

ソヴィエト (Совет)
愛 称:ソヴィ(Сове)
誕 生:1905年(1917年に復活)
性 別:男 | 見た目年齢:20代前半 | 身 長:162cm

「ソヴィエト」という語は本来は一般名詞であり、「評議会」などを意味する。 1905年の革命に際し、労働者たちの評議会が結成された。同年内に消滅したが、1917年の革命を受けて復活。首都ペトログラードのソヴィエトは新設 された臨時政府と二重権力状態を取った。当初はメンシェヴィキやエス・エルを支持していたが、やがてボリシェヴィキを支持するようになる。 十月革命以後、ボリシェヴィキの「すべての権力をソヴィエトに」を元に、全権を握る国家機関となった。

「帝政を倒したのは、ブルジョワだったか?そうじゃないよな?」

ドゥーマ (Дума)
愛 称:なし (作者はくん付けで呼ぶことが多い)
誕 生:1906年4月27日 (最初のドゥーマの開催日)
性 別:男 | 見た目年齢:20代後半 | 身 長:168cm

帝政期のロシアで開かれた国会。 1905年の十月勅書で開催が約束され、翌年4月に開催。 国家基本法などにより、ツァーリによる権限は依然と強いままとされ、 ドゥーマは完全な議会制民主主義制にはならなかった。 それでもようやくロシアに議会制という政治のやり方が生まれ、 それが根付いていったことは有意義であったと評価される。 1917年の十月革命までに、4回開かれた。 第一回と第二回は短命に終わる。 より制限された選挙のもとで開かれた第三回・第四回は、それなりに長く続いた。

「僕は単なる諮問機関ではない、国を代表する国会なんだ。」

臨時政府 (Временное правительство)
愛 称:ヴリプラ(Врепра)
誕 生:1917年3月2日
性 別:男 | 見た目年齢:20代半ば | 身 長:180cm

二月革命で帝政が倒されたあと、ドゥーマ議員でもあった自由主義者たちが中心となって新たに創設した暫定政府。 当初はペトログラード・ソヴィエトと二重権力状態であった。 のちに解消するもソヴィエト側との対立は続いた。臨時政府内の政党の意見の不一致や、戦争継続の方針から農民や労働者からの支持を得ることはできず、急進的な社会主義政党であるボリシェヴィキによって政権を奪われ(十月革命)、その役割を終える。

「専制の時代は遂に幕を閉じ、新しい時代がやってきたのさ。」
←前  次→






 © 2010 bsag.web.fc2.com All Rights Reserved.

inserted by FC2 system