| ダダイズム (Dadaism) 第一次大戦中から戦後にかけて欧米に興った芸術運動。 戦争に対する抵抗や、それによってもたらされた虚無を根底に持っており、 既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とする。 ツァラが適当に辞書からみつけた「ダダ」に「イズム(主義)」をつけたもの。 愛称:ダダ (Dada) | 誕生:1916年のスイス 自分勝手で身勝手で我が儘で天邪鬼。見た目の割に子供っぽくて、いろいろと面倒くさい性格。シュー(シュールレアリスム)のお父さん的存在(親馬鹿)。 「壊してやろうじゃないか、芸術も秩序も!」 |
| メルツ (Merz) 1910年代末に名付けられた、シュヴィッタース自身による芸術の名称。ダダイズムと似ているが、ダダイズムとして認められなかったために、別の芸術として確立した。シュヴィッタースは廃品や印刷文字を素材にして造形に新機軸を出し、それらは詩やコラージュから舞台、建築に及ぶ。 名前は、偶然コラージュに使われた紙に書いてあった、 「Commerz Und Privatbank」という銀行名の一部からとられた。 愛称:メル (Mer) | 誕生:1919年のドイツ 警戒心が強く、人と馴れ合うのが不得意。打ち解けてみれば結構いじられキャラ。あとヘタレ。 「俺はダダイズムじゃない!メルツだ!知っとけ!」 |
| 形而上絵画 :ピットゥラ・メタフィジカ (Pittura Metafisica) 1910年代にジョルジョ・デ・キリコが創始した絵画形態。実際には見ることのできない、不条理な世界を描写する。キリコの他にはカッラやモランディらが有名。ブルトンを始めとしたシュルレアリストに高く評価され、シュルレアリスムに大きな影響を与えた。 愛称:タフィ (Tafi) | 誕生:1910年代のフランス 機械的で、何を考えているのかよく分からない。心的に他人とは大分距離を置いてるように見える。 「全ての事が理にかなうとは、私は思っていない。」 |
| 純粋主義:ピュリズム (Purism) (1) 言語に関して、外来語や新語の使用を避け、規範文法を厳格に遵守する傾向。 (2) 1918年、フランスの画家オザンファンと建築家で画家のル=コルビュジェによる『キュビスム以降』から始まる芸術運動。キュビスムをさらに純化し、装飾性・感情性を排した表現形態を追求した。 愛称:ピュリ (Puri) | 誕生:1918年のフランス 裏表がなくてさっぱりした好青年。率直で素直だが、思ったことをなんでも口に出してしまうのは時には欠点。時々天然越して馬鹿。 「飾らなくていい、素顔の君が、ボクは好きだな。」 |