バウハウス (Bauhaus)
工芸・写真・デザインなどを含む芸術や建築に関する総合的な教育を行った学校及び、その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術。開校は14年間だけだったが、当時とそれ以後の芸術に大きな影響を与えた。

愛称:バウ (Bau) | 誕生:1919年のドイツ
おっとりしたお兄さん。社交的で喋り上手。要領がよくて何事もテキパキ。

「僕にとっては、あの14年間はとても長く充実したものだったとも。」

デ・ステイル (De Stijl)
1917年にテオ・ファン・ドゥースブルフらが結成した抽象美術運動のグループ名であり、機関誌名。 当初の理念はモンドリアンの主張した新造形主義であったが、絵画より建築を重視していたため、1924年に垂直と並行だけでなく対角線を導入した要素主義へと転換した。

愛称:ティル (Tijl) | 誕生:1917年のオランダ
物静かで素直な男の子。ラス(新造形主義)とレメ(要素主義)は、それぞれ姉と兄のような存在。クレ(コンクリート・アート)は弟に当たる。

「絵もいいけど、立体の方が好き、かな。」

新造形主義:ネオプラスティシズム (Neoplasticism)
モンドリアンが抽象美術・抽象芸術の理論化のために主張した美術理論。  線と色彩のみによる幾何学的抽象をめざし、建築・彫刻などにも大きな影響を与えた。 1920年代半ばまではデ・ステイルの指導理論でもあったが、ドゥースブルフが 「斜線」を導入して(要素主義)、新造形主義に否定的な態度を示したために、 モンドリアンは、デ・ステイルと決別した。

愛称:ラス (Las) | 誕生:1920年のオランダ
曲がったことが大嫌いで、ちょっと融通が効かないお堅いレディ。 ハキハキとしていて凛々しい。ティル(デ・ステイル)は弟のようなもの。可愛がってる。

「厳格、それで結構だ!」

要素主義:エレメンタリズム (Elementalism)
新造形主義を乗り越えることを目的として、テオ・ファン・ドゥースブルフが1920年代半ばに主張した美術理論。新たなデ・ステイルの指導理論ともなった。エレメンタリズムは、45度の傾きはいかにして垂直交差の完成された構図の中に不安定感とダイナミズムを導入するかという、ドゥースブルフなりの思念が到達した結果であった。

愛称:レメ (Leme) | 誕生:1925年のオランダ
やることはしっかりやるけど、軽くてチャラい。面白味のあることを好んで求める。 ラス(新造形主義)とは不仲。ティル(デ・ステイル)は可愛い弟分。

「真っ直ぐなんてつまんねーじゃん?そう思わね?」


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