| 超現実主義:シュールレアリスム (Surréalisme) 理性の支配をしりぞけ、夢や幻想など非合理な潜在意識の世界を表現することによって、人間の全的解放をめざす20世紀の芸術運動。ダダイスムを継承しつつ、 フロイトの精神分析の影響下に 1924年発刊されたブルトンの「シュールレアリスム宣言」に始まる。画家のダリ、エルンスト、マグリット、詩人のアラゴン、エリュアール、滝口修造らが有名。 愛称:シュー (Sur) | 誕生:1924年のフランス 普段は明るくて人当たりがいい。たまに精神が不安定になることがある。本人は悪気もないしほぼ自覚もないようだが、どこか常識がズレていたり、何か他人に見えないものが見えている様子。 「本当の現実はもっと、混沌とした不可思議な世界なんじゃないかな。」 |
| アンスタンタネイスム (Instantanéisme) ニューヨーク・ダダの創始者の一人であるピカビアが、自らの芸術運動につけた名称。 ダダイズムの雑誌『391』の19号(1924年)に、瞬間主義の宣言とされるものが記載された。具体的な作品はバレエ作品『休演』と、その幕間に上演された『幕間』という映像作品のみが存在する。 愛称:アンス(Ins) | 誕生:1924年 後先のことは気にせず、今を生きるのがモットー。なんとなくいつも楽しそうでテンション高め。 「俺たちは昨日にも明日にも生きてない。今日に生きてるんじゃないかぁ!ね!」 |
| コンクリート・アート (Concrete Art) 1930年に、曖昧になっていた抽象芸術に対応してテオ・ファン・ドゥースブルフが提唱した新たな抽象芸術。芸術を構成する素材や要素そのものに着目し、それ自体が芸術であることを主張した。作者の感情を一切配したその有り様から、「冷たい芸術」とも呼ばれる。 愛称:クレ (Cret) | 誕生:1930年のフランス 愛想がなく基本的に冷淡。ティル(デ・ステイル)を兄と親しみ、シュー(シュルレアリスム)やノザ(ノイエ・ザッハリヒカイト)を敵視してたり、バウ(バウハウス)を敬愛してたりしているが、感情はあまり表に出さない。 「芸術は他の目的のための、何かの代替物などではない、ということだ。」 |